今回はオーストラリア・ニュージーランド・カナダの生活費の比較のお話。
こんにちは、スヌスです!
実はスヌスはオーストラリアのすぐ後にニュージーランド、その数年後に留学の為にカナダへも渡航しているので、今回は独断と偏見にもとづいてそれぞれの国の比較をお届けします!
都市はオーストラリアはメインで滞在したのがシドニーだったので基本はシドニー、ニュージーランドはオークランド、カナダはトロントです。
どれもそれぞれの国で一番大きな都市ではあるのでワーキングホリデーの渡航先や留学先として検討していたら参考にしてください!
ちなみに今回はめちゃ長いので気になるとこだけ読んでもらっても大丈夫です!
では参りましょー!
目次
オーストラリア
普通にめちゃ生活費が安いよ
前回もちょっと触れましたがオーストラリアは生活費がめっちゃ安いです。主な理由はこの後紹介するスーパーマーケットになると思いますが、日用品がとにかく安いんですよね。
日々のお買い物事情
今は(2019年10月現在)若干は値段が上がってる可能性もあるかもですが、スーパーのHPを見る限りそんなには変わってないみたいでした。私が滞在していた当初は牛乳は1リットル1ドルみたいな感じでしたし(なので3リットルパックなら3ドル)野菜も人参とかは1kgで1ドル…ミューズリーもホームブランドの安い奴なら1kgぐらいで1ドル、食パンも600gぐらいで1ドル…みたいな感じだったので、現地到着して最初にスーパーに行ったときは衝撃でした。
安っ…!!!!!!
ぎょぎょっ!!!!!!
みたいな。
何気に結構びっくりしたのが1kgのハムが2~3ドルぐらいで売ってたことです。ハム1kgで200~300円で買えるとか日本だとありえないですよね?
なので食べる量や何を食べたいかにもよりますが、そんなに贅沢しなくていいのであれば大体10ドル前後(1000円ですね)で1週間分の食材がまかなえる感じでした。
ちなみに日本人の人だと気になるのがお米だと思いますが、お米ならいい!お米なら何でもいいよ!!!っていうのであればバスマティライス(インド料理屋さんとかで出るあれです)とかなら5kgで15~20ドルぐらいという感じなので日本とあんま変わらない感じですね。
日本のお米じゃないとちょっと…ていう場合はアジア系のスーパーに行けば日本米もあります。スヌスは個人的には買いませんでしたが若干高くなるなぁ程度だったと思います。
後、ミディアムグレイン: Medium Grainのものを選ぶのもいいですね。バスマティとかは細長いと思うんですが、ああいうお米はロンググレインというタイプ(長い奴ってことです)でミディアムだともうちょっと短くなって日本のお米に近い感じになります。日本米程ではないかもですが結構美味しいのでおすすめです!
ちなみに調味料は日本のものがよければ本物を買うことをおすすめします。スーパーのホームブランドとかのSoy sauceはあくまでソイソースという名の得体の知れない液体です。味付けとして他と混ぜて使ったりするのであれば何かそんな感じかも…という雰囲気の味になりますが、そのまま味見すると「店長呼んでくれる?」って味です。
ちなみにスヌスはドキュン…ド近眼なのでコンタクトレンズユーザーなのですが、ドラッグストアで売ってたコンタクト用の消毒液が3ドルでこれもまた衝撃でした。
安っ…!!!!!!
ぎょぎょぎょっ!!!!!
ていう。
さかなクンだと思いましたよね、解ります。
お家賃
で、気になるレント(家賃)ですが、シェアであればシドニーのシティー内に住んでいても正直そこまでしない感じだったので、自分でアパートを借りたり寝室シェアはちょっと…というのでオウンルーム(ベッドルームはあたいのもんさ!っていう誰ともシェアしない奴ですね。トイレとかリビングはシェアですが)で借りたりしなければそんなにいかないと思います。
スヌスが滞在していた当時でいうと前回登場した最初のシェアが週130ドルで、そこからいくつかのシェアに住みましたが高くても150ドルとかでした(いずれもシティー内)。なので月600ドルとかですね。
為替にもよりますが日本円だと基本的に6万円ぐらいかそれ以下ってことですね。オーストラリアドルは基本的に日本円より若干弱いので。1ドル=100円でほぼ同じ価値みたいな感じで考えていいと思います。考え方としては1ドル札を買うのに日本円でいくら払えばいいか?って感じ。下記が簡単な例です。
1ドル=120円 | 多く払わなければいけないので損する |
---|---|
1ドル=100円 | 同じ価値 |
1ドル=80円 | 少ない金額で済むのでお得(豪ドルは大体この辺) |
1ヶ月の生活費
つまりまとめると個人のライフスタイルにもよりますが、普通に自炊とかして暮らしてればちょくちょく友達と遊びに行ったりしてもトータルで1ヶ月1000ドルはしないかなという感じです。下記みたいな感じですかね。
レント | 600ドル |
---|---|
食費 | 80ドル(ちょっと多めにしてます) |
携帯代 | 50ドルぐらい(プランによるかと) |
交通費 | 0~50ドルくらい(人によります) |
交際費 | 数10ドルから200ドルくらい(人によります) |
合計 | 980ドル(リスト上でMAXで使った場合) |
交際費は正直本当に人によるので何とも言えません…。
それと、お酒飲む人とかだとまたお酒代とかも入ってきますね。スヌスも付き合いでバーなどには行ってはいましたが、基本お酒を飲む人ではないので家で飲むことはまずないです。
後、タバコはオーストラリアに限らず海外ではめちゃ高いです。
オーストラリアだと当時で1箱3000円ぐらいはしたと思いますが(ボックスではなくて1箱です)、巻きタバコという葉っぱの入った箱を買って自分で巻き巻きして作る奴はもう少し安いみたいでした。まぁしかしタバコとか吸ってなくて本当よかったわ…!としみじみ思ったものです。
外食はどうなの?
ちなみにオーストラリアは外食が高いってよく言われますが、10ドル前後のとこが多いので正直東京とそんなに変わらないと思います。
大きな違いはチョイスがないことだと思います。オーストラリアに限らず海外だと同じマクドナルドでも日本のマクドナルドみたいな500円のバリューセットみたいのはないですし、吉野家みたいな店がそこかしこにあったりしないので。
”都市名(Sydneyとか) Living cost”とかって打ってググると生活費の詳細が見れるサイトが結構あるんですが、こうゆうとこで平均10ドルとかって書いてたらほとんどの都市では大体10ドルぐらいかかるもんだと思った方がいいです。
逆に日本は物価が高いってよく言われるもののチョイスがたくさんあるので、東京はランチの平均1000円前後とか何かのサイトで書かれていても実際は300~500円でご飯食べれるとこいっぱいありますよね?でも多分めっちゃ高いとこもあったりするから平均が上がってるんだと思います。
これは外食だけではなくて他の点についても同じで、服や靴だってユニクロやABCマートみたいなブランドやお店がありますし、日本はお金持ちもそうでもない人たちにもそれなりに色々楽しめるよう選択肢がいっぱい用意されてるんだなぁって海外に出てからすごく思いました。
ちょっと話それちゃいましたが、日本もいいとこあるよ!ってことですね。
給料がバリ高である
次に給料です。
これも前回まででちょっと触れたと言うかオーストラリアに行こうと思ってる人なら割と知っている情報ですが、オーストラリアの給料はめっちゃ高いです。
というか何気にオーストラリアは最低賃金で言うと世界一高いです。
なので物価の安さともあいまって普通に働ければ暮らすのに困るどころかお金が貯まっていくという寸法でございまふ。
最低賃金は州ややっている仕事によって微妙に違ってくるみたいではありましたが、スヌスがいた頃で15ドルぐらい、今は19ドルを超えています。Mywage.org/Australiaによると
現在は19.49ドル
驚異的ですね。”最低”賃金ですからね。全部これ以上じゃないと違法ってことですよ!
おーすとらりあんどりーむ。
ただ俗に言うジャパレス(日本人が経営する日本食レストラン。現地の人がやってるとちゃんとした給料もらえたりしますが)で働くと大体違法な10ドルちょいとかの給料になるので、他に選択肢がないとかでなければ避けた方がいいです。保険としてはいいかなとは思います。
この2つだけでOK!スーパーのリスト
オーストラリアの生活費の話も大体まとまったところで、最後にオーストラリアでおすすめのスーパーを最大手の2社だけリストアップしてみました。シドニーとかに行けばそこら中にあるので行けば判るさ!という感じですが一応参考までに。
- Coles
赤が目印。多分一番安い - Woolworths
緑が目に優しい。値段はColesとほぼ同じなのでどっちが近所かで選んでもよいかと。
オーストラリアは以上です!
ニュージーランド
安いのは物価ではなくニュージーランドドルなのだ
もう率直に言ってそのままの意味です。
スヌスはオーストラリア生活の後半で海外に正規留学をすることを決め、そのまま英語環境に留まりながらお金を貯めれたらいいなぁと思い、どこを見ても物価が安いと書いてあるニュージーランドはオークランドへと最後のワーホリで向かったのですが、初日でスーパーに行って撃沈しました。
撃で沈です。
スヌスが行ったスーパーはCountdownというスーパーでした。
実はCountdownは前述のオーストラリアのスーパーリストにもあったWoolworthsを親会社に持つお店でロゴのマークも同じな為、見た目はほぼ一緒です。それを知ったスヌスは当然喜び勇んで向かった訳です。
ところが
何と
ちょくちょく値段が豪州の倍ぐらいします
もう一度言いますが
ちょくちょく値段が豪州の倍ぐらいします
唇を震わせ絶叫するスヌス。店内は大混乱です。
騒ぎの収拾の為にバックヤードから飛び出してきた店長。しかしそんないたいけな店長に浴びせられるスヌスの容赦ないミサイルキック。そしてダウンした店長に待っていたのは10カウントではなく…
パロスペシャルでした。
店内に鳴り響く店長の悲鳴。
ぎぃぃぃぃぃいやぁぁああぁああああああああああ!!!!!!!!
割引ぃぃぃぃいいいいしますよぉぉぉおおおおおおお!!!!!!!!!
全部ぅぅぅぅぅううう半額ですからぁぁぁあああああああ!!!!!!!
嘘です。
そんなことしたら捕まります。
まぁしかし話は戻って「そそ…そんな筈は…?」と他のお店も回ってみたスヌスですが結果は同じ。結構本気で愕然としました。
安いどころかむしろ大体高い…。恐らくニュージーランドドルは基本的に為替がオーストラリアドルより若干弱い関係で帳尻合わせでそうなってるのかな?とも思いましたが現地にいて現地のお金を使っていれば1ドルは1ドルですし、10ドルは10ドルです。要は為替関係ないんですよね。
レントに関しても若干下がる感じではありましたがそんなには変わりません。
一番引いたのはコンタクトの消毒液で、ボシュロムのトラベル用の小さいサイズが30ドルしました。
30ドルですよ?
オーストラリアで普通サイズのボトルを3ドルで買えていたスヌスにとってはダメージが相当大きかったのを覚えています。ていうか何なら日本より高い…。
給料も当時はオーストラリアの半額ぐらいだった
ダメ押しは給料の低さで、ジャパレスとかじゃなくて普通に最低賃金が当時10ドルぐらいだったので俗にいうローカルのお店で働けても大してお金にならず。
しかも当時どんどんニュージーランドドルが落ちていて、滞在中に1ドル60円以下になってしまった為、仮にそのままの状態が帰国の頃まで続いてしまった場合、現地で1万ドル(1ドル=100円なら100万円)何とか貯金出来たとしても、日本に帰ったら半額ぐらいになってしまう可能性がありました。
そんな感じだったので最終的にこれはダメだ…という結論になり、結局3ヶ月で日本へ帰国することに。
当時現地のバックパッカーでレセプショニストとして働いていて、それはそれでそれなりに楽しかったんですが、スヌスには目標があったのと、年齢的にもとりあえず残るという選択が難しかった為、ただ何となくいる訳にも行かず苦渋の決断を強いられることになりました。
ちなみにニュージーランドの最低賃金ですが、現在はめちゃめちゃ上がって17.70ドルに。そのまま段階的に引き上げて2021年からは20ドルにする予定みたいです。
これなら今はもっと生活も楽になってるかもですね!でも10年で1000円最低時給上がるってすごいですね…。日本も見習ってほしい…。
最低賃金に関しての参考: Govt.nz、employsure
日本円を十分に用意していけば安く滞在できる
ここまで物価のことを色々語ってきましたが、ニュージーランドドルが弱いのは確かなので日本円を事前にたくさん用意して渡航すればだいぶ有意義に過ごせるとは思います。
というのは例えば今ニュージーランドドルは1ドル=67.53円となっています(2019年10月現在)。これは簡単に言うと日本円で現地で買い物をすれば全て3割以上引きになるということです。
例を出すと語学学校の学費が1ヶ月1000ドルで3ヶ月3000ドルだったとします。
この場合現在の状況で日本円で支払えば20万2590円で済むということです。
1ドル=100円だった場合は30万円払わねばならなかったことを考えると10万円引きになるということなので相当な割引ですよね。
で、これが学費だけでなくてレントや普段お金を使う時のすべてにあてはまるということになります。
なので基本的にはここでいう物価が安いというのは東南アジアとか台湾に行った時の”物価が安い”っていう意味合いだと思えばいいと思います。
現地の貨幣の価値が低いから旅行とかで行くと安いよってことですね。
スヌスの場合、オーストラリアで1年過ごしてから直接ニュージーランドへ向かうという形だったので日本円は基本的にほぼ持っていませんでした。
その関係で現地のお金でやりくりしなければならなかった為、入ってくるお金も低いけど(当時。今ならきっと違いますね!)出ていくお金はオーストラリアにいた時より高いという状況になってしまった感じですね。
まぁしかしそんな訳で、ゴミゴミしたところが嫌いで自然が大好き!日本で渡航前の準備も万端にしておいたよ!って人にはニュージーランドはおすすめ出来ます!
カナダ
生活費はそこそこだよ
お次は留学先だったカナダのトロントです!
トロントは他の2つの国と比べると真ん中辺りな感じでそこそこ…という感じでしたが全体的に微妙に高めで、日本と比べても東京周辺(千葉や埼玉なども含む)より結構高いと思っていいです。
スヌスがいたのは2015年から2016年辺りでしたが、あの頃で日本でいう1LDKみたいな間取りで部屋を借りたりすると(あちらでは1 bedroomというような呼ばれ方です)月1000ドル(10万円ぐらいですね)はほぼ超えるという感じです。
これはどんだけボロかろうが俗にいう”トロント市内”であれば基本どこでもという感じで、安く済むには治安が悪いところに行かねばならない感じでした。
日本だと仮に東京で働くとなっても千葉や埼玉なども通勤圏内ですし、ちょっと郊外に出たり若干古くてもいいとかであればそんなに高くはないところもあると思うので、その辺は日本とはちょっと感覚が違うかもしれません。
で、当然ですがあちらでいう”治安が悪い”という場所は日本人からすると結構治安が悪いところですし、あまりおすすめはしません。
ただこれはアパートなどを借りたりする時の相場で(それで言うとオーストラリアとかはもっと高いです。ただ、給料でまかなえますが)シェアであればオウンロームで月400~600ドルぐらいかなというところで、オーストラリアと比べてもだいぶお手頃ではありました。
ただ、別に寝室シェアでも構わないとかであればシドニーでもほぼレントが変わらない訳なので、日用品の値段などが重要になってきます。
スーパーによって金額が全然違う
そこでいつものスーパーマーケットでのお買い物の話になってくる訳ですが、とりあえずトロントに関して言うとスーパーの種類がめちゃいっぱいあります。
ざっと並べてみても下記みたいな感じ。
- Loblaws
高級で綺麗!見栄えもそうですが質のいい商品が多く、探せば安いものもあります。オーガニック系の商品も結構ある - No Frills
とにかく安い!スヌスはいつもここに通っていました。というか他をメインにしてしまうと生活費がかさむからという感じでしたが…。お店によって雰囲気や質が微妙に違うのでお気に入りのお店を見つけましょう! - Sobeys
Loblawsの後に続くという感じ。小ぎれいで可もなく不可もなくというイメージ。でも安くはないので近所にいくつかNo Frillsがあるならほぼ行かないかも - metro
Sobeysと同様に可もなく不可もなくといったスーパー。ただ、24時間営業してるところが多いので、遅くなった時とかの買い物には助かりました。 - Food Basics
ここも安い!ということで割と有名なところみたいだったんですが、店舗がそこまで多くなくて、スヌスの近所にはなかった為結局一度も行きませんでした。多分値段はNo Frillsに近いのかと
ズラー!って感じですね。
個人的に一番通ったのはやっぱり安さ自慢のNo Frillsでしたが、Dufferin Mallというショッピングモールにある店舗が綺麗で品揃えもよかったのでよく行きました。No Frillsはお店によってはめっちゃ汚なかったり、品揃えがよくないところもあるのでどこでもOK!って感じではなかったんですよね。
逆に高級感溢れるLoblawsはどこに行ってもまぁ素敵、あー素敵という感じでしっかりブランド感を出してくれます。スヌスは個人的にはLoblawsがお店としては一番好きでした。普通にお店の中をブラブラしてるだけでも何か楽しいんですよね。
後、探せば割引になってるものもちょくちょくあって、何買ってもバカ高いみたいな訳でもなかったので、行ける時は足を運んでいました。
まぁしかしそんな訳なのでどこに行っても最安値で買えますみたいなシドニーと比べるとトロントは高いというか、どっちかと言うと”不便”という感じでした。
No FrillsはオーストラリアのColesにも負けない値段設定でしたが(お肉とかはむしろもっと安かったと思います)、家からDufferin MallのNo Frillsに行くにはバスと電車を乗り継いで30分ぐらいかけて行かなくてはなりませんでした。
時間がなかったり疲れている時に近くのmetroで食パンを買うと3~4ドルしたりしましたし、そうゆう風に考えるとあまり生活費が安いとは言えないかもしれません。
また、カナダはチップの文化がある為、自分が飲食店などで働いている場合はそうゆう恩恵もありますが、お客さんとして行った場合は払う側です。
なので外食をするとファーストフードとかでなければほぼどこに行ってもエクストラでお金がかかります。感覚的にはほとんど消費税に近い感じなので実際の値段がメニューに載っているものより数%高いと思った方がいいです。
そんな感じなので、日本にあったら確実にB級レストラン判定をくらうようなところで中華そばもどきみたいなものを食べても2人で30ドルぐらいする時もありましたし、外食高いなーという印象でした。
お給料もそんなにだよ
ちなみにカナダも州によって最低賃金は違ったりしますが、トロントのあるオンタリオ州の当時の最低賃金は11.25ドルとかでした。今は少し上がって14ドルになってはいるみたいですが、それでもオーストラリアには遠く及びません。
飲食店のホールスタッフとして働けばチップがもらえるので、場合によって相当な金額が稼げるかもしれませんが、他の仕事だとまともにフルタイムで働いても最低賃金だった場合は手取りで月1000ドルも行かない感じでした。なのでまぁ暮らしてはいけるがー…て感じですね。
ワーホリで行った場合はホールスタッフが絶対におすすめです…!
まとめ
オーストラリアがぶっちぎりで1位
もはや語らずとも…ぐらいの感じですが、生活費とか物価・給料に関して言うならオーストラリアがぶっちぎりで1位です。
お金の面で割と安心出来るというのは単純に暮らしやすさとかにも繋がってくるとは思うので、オーストラリアのワーキングホリデーがずっと人気1位というのもうなずけますし、いいところがあるから人気があるんだろうなぁと思います。
ただ、ニュージーランドも給与の面などでの改善が著しいのでこれからが楽しみですね!
物価以外の要素もある
という訳で今回はオーストラリアの物価、それに付け加える形でニュージーランドやカナダの物価や生活費に関する比較も行ってみました。
ただ、これはあくまで個人としての体験からくる感想ではありますし、物価だけがワーホリや留学の渡航先の判断材料ではないと思います。
他に何かしら強く惹かれるところがあってどこか決まったところに行きたいと思ったりもするでしょうし、決定打は人によって違うので。
例えばニュージーランドは自然豊かで人も優しいですし、都会の喧噪に疲れたという人にはぴったりの場所だと思います。
原住民の人たちとの融和もすごく進んでいて、歴史の背景も近しいオーストラリアとは随分違うんだなぁといい意味での驚きがありました(オーストラリアのアボリジニの人たちの扱いはあまりいいイメージがなかったので)。
カナダについて言えば、オーストラリアよりもずっと移民に寛容な国だと思います。
カナダにいて自分が外人だと感じたことはあまりありませんでした。それは周りにいる多くの人たちが同じように外から来た人たちというのもあるとは思いますが、差別や偏見は恥ずかしいことだという意識が浸透しているからだとも思います。
カナダ人のクラスメイトは”Foreigner(外人)”というフレーズすら口にするのを躊躇っていました。よそ者のような言い方はよくないからだそうです。この辺の意識から日本にいる海外の人たちは”外人”という言葉を差別的と受け取るのかもしれませんね。
ひとまず今回はこれまでです!
長かったですね…。
何か何となく書いてたらうっかり9000文字超えてました。
次回はもっと短くします!
あなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。
スヌス