という訳で今日は”JOKER”主演のホアキン・フェニックスさんのインタビュー”どうしてホアキン・フェニックスはジョーカーを演じる為に体重を増やしたかったか”
を翻訳してみました。
こんにちは、アラサー英語のスヌスです!
最終的にはホアキンさんはこの映画の為に23kgもの減量を行ったことが話題になったかと思うので、最初は太ろうと思っていたというのはちょっと興味深いですね。
では早速翻訳の方に参りましょー。
ジョーカー: ホアキン・フェニックス インタビュー
Entertainment tonight
Why Joaquin Phoenix Wanted to GAIN Weight for ‘Joker’ | Full Interview
”どうしてホアキン・フェニックスはジョーカーを演じる為に体重を増やしたかったか”
インタビュー翻訳
JOKER:「俺がステージに立つ時、ジョーカーって紹介してくれないか?」
インタビュアー: 以前これだ!というものがあればコミック原作の映画にも出るとおっしゃってましたが、今作への出演の決め手は何だったんでしょうか?
ホアキン: 観てもらうと解ると思うけど、他の映画より複雑で難しくて、役者としてやりがいがあると思ったんだよね。見に来てくれる人にとってもそうだと思う。そこにすごく胸が踊った。
僕は役作りが難しいキャラクターに惹かれるし、そういったキャラ達は色んな意味で驚きをくれるよね。で、これがそうだった。
”ジョーカー”っていうと誰だってみんなそれぞれどういう映画になるか?みたいなイメージがあると思うんだけど…Todd(監督)とScott Silver(脚本)の台本は思いもよらないものだった。だからものすごく興味を引かれたね。
インタビュアー: 昨日ジョーカーを観てた時それは感じました。時々ゴッサムシティー(バットマンの舞台)にいるっていう事を忘れちゃうんですよね。で、ああ…そうだ。これってDCユニバースじゃないんだって思って。
でもこれってホアキンさんが本当に役に集中されてるからなんだと思います。そうゆう事忘れさせられちゃうんですよね。
ホアキン: うん、今回の制作陣は自分達で作り上げた独自の世界観とゴッサムやバットマン、ジョーカーっていうオリジナルの世界観をすごくうまく混ぜ合わせてるなぁと思う。本当に他にはないなぁと思ったし、見た事がないよね。後、気に入ってもらえたみたいで嬉しいよ。
インタビュアー: 素晴らしいと思いました。次にジョーカーの”笑い”についてお話させて頂きたいんですが…コミック版では特にですが、”ジョーカーの笑い”といえば彼のもっとも象徴的なトレードマークですよね。これまでにも様々なバージョンがあったと思います。
- 今作ではこの”笑い”に関してオーディションなどがありましたか?
- また、これはやっぱり今回ジョーカーを演じるにあたって初めに取り組んだもののひとつでしたか?
- 最後に、この”笑い”にどうやってたどり着きましたか?
ホアキン: ちょっと待った。何でそれ知ってるの(笑)?
インタビュアー: どの事ですか(笑)?
ホアキン: 僕がオーディションしなきゃいけなかったかってとこだよ。確かにやったよ。どうしてそれ知ってるの?
インタビュアー: いや、まぁリサーチはしますからね(笑)!それで…オーディションをしたのではないかと。
ホアキン: いい仕事するねぇ。
インタビュアー: ありがとうございます!
ホアキン: まぁ変な話だけど、オファーはもうもらってたんだよね。でもあの”笑い”に関してはオーディションをしてもらうべきだと思ったんだ。僕が彼らのイメージ通りのものを出来るかは判らなかったから。
だからToddに家に来てくれと頼んで、オーディションしてもらった。彼は必要ないと言ってたけど、僕はそうは思わなかった。だから彼の前で僕の”笑い”を見てもらうのはすごく大事な事だった。
君がどうやってこの話を知ったのかは知らないけどね。誰にも言ってないんだけどな(笑)
インタビュアー: 分からないです(笑)
ホアキン: すごいよ。
インタビュアー: どこかで読んだんだとは思うんですが。
ホアキン: だろうね(笑)。
インタビュアー: でも、じゃあ監督はいや…ジョーカーは君で決まりだからと言っていたもののホアキンさんはいやいや…!っていう感じだったんですね。
ホアキン: うん、だってあれが出来るかどうかっていうのはすごく重要な事だし、課題でもあった。最初はどこかのポイントで慣れたりして簡単になるかと思ってたんだけど、そうはならなかったしね。むしろ難しくなった。
インタビュアー: 撮影中にっていう事ですか?
ホアキン: そうだね。
インタビュアー: どうしてですか?
ホアキン: 分からない。理由は分からないけど、いくつかのシーンではこれだ!っていうのが出来たりもしたけど、別のシーンでは難しかったり…このテイクだとOKだけど他はダメみたいな感じだったり、まるで生き物だよね。色んな要素があって分からないな。
インタビュアー: なるほど。ではちょっとありきたりな質問だとは思いますが、やはりすごく印象的でしたので、今作で行った肉体改造について伺いたいと思います。今回の凄まじい減量はホアキンさんの判断で行われたものだったんでしょうか?それとも監督と話し合って決めたものですか?
ホアキン: まず最初に薬の効果と副作用の事から考え始めて…その後、それが体重に及ぼす影響について話し合った。で、何人かは体重は減る筈だった言ってて、別の人達は増える筈だって言ってた。で、僕はその時”じゃあ増やそう”って言ったんだ。だってその方が簡単だからね(笑)。でも結局減量する事になった。
前にも減量した事はあったから経験はあったけど、その時もう二度とするまいと思った。でも今回に関してはすごく重要な事だったから。今回は僕が想像していなかった効果もあったね。感情やメンタルの面でももちろん影響があった。
ただ、一番予期していなかったのは痩せた後こういう風に身体を動かせるんだってところだね。何だか不思議な感覚なんだけど身体の使い方というか動かし方というか、よく解らないんだけど。
でも今回の減量は予想だにしなかった新しい感覚を与えてくれたし、それが結果的にキャラクターにとってすごく重要なものになったよね。
インタビュアー: 動きという事が話題に上がりましたが、これは次の話題にもつながると思います。今回ダンスがジョーカーというキャラクターを語る上で大きな要素になっています。監督からもジョーカーが音楽という要素を内に持っている事は非常に大事だというコメントがありましたね。
そこで、今回どうやってあのダンスを生み出したのかを教えて頂けますか?
あれ、すごくよかったです。
ホアキン: どのダンスのこと?
インタビュアー: うーん…。同じ振りが何度か出てきてますよね?何て説明すればいいのか分かりませんけど…。こんな感じ(笑)?
ホアキン: あぁ、うん(笑)(納得した様子)
えーと…恥ずかしいな(笑)すごい馬鹿げてると思うんだけど…。
君が言ってたその動きに関して言うと、前に台本に書いてあったんだよね。そのシーンはなくなっちゃったんだけど。でも僕はそれがすごく面白いと思ったからそこで使ったんだよね。
ジョーカーにはある種の尊大さみたいなものがあって、崇拝されたり、敬愛されたりしなければならなくて、で…彼は自分を…そうだな、王みたいなものだと思ってる。ダンスに関しては振付師のMichael Arnoldと一緒に取り組んでたんだけど、
決まったステップとかもやりつつ…この階段のシーンとかだね(後ろのジョーカーを指さす)…たくさんのダンスビデオを観たんだけど、その中でRay Bolgerの”The Old Soft Shoe”っていう曲のビデオを観てね。その曲で踊るRayにはさっき言ったような尊大さがあったんだよ。それでああこれがジョーカーだって思って。それがかなり強く反映されてると思う。
でも多くの部分は振り付けされてた訳ではないし、ただ見つけたって感じだね。
インタビュアー: あのシーンは最高でした。ジョーカーがメイクと衣装を身に着けて、あのダンスにはそれまでとは違う形の自信が見られたと思います。
さて、今作はシリーズとしては作られていませんし、今のところ続編を撮る予定はないとTodd(監督)はコメントしていましたが、またホアキンさんのジョーカーが観れたらなぁと思っています。
ホアキンさん自身としてはもうこれっきりにしたいですか?それともまたジョーカーを演じてみたいと思いますか?
ホアキン:(ただニッコリ笑っている)
インタビュアー: いい回答ですよね(笑)それ好きです!謎めいた感じ。ただニッコリ笑って、答えは判らないっていう。
さぁ、もうお時間ですね。今日はどうもありがとうございました!
ホアキン: どうもありがとう。
まとめ
という訳で今回はJOKER主演のホアキン・フェニックスさんのインタビューを翻訳してみました!
タイトルにもなっている太ろうと思った経緯に関しても色々な議論が撮影班と行われたようでその辺りも興味を引かれましたが、
主演でオファーをもらっているにも関わらずオーディションをしてほしいと嘆願したホアキンさんのこだわりが個人的には印象的でした。
インタビューって何かの宣伝だとこういった形で作品の裏話とかも聞けたりして楽しいんですけど、個人的には役者さんの人柄が見れるのが好きだったりします。
JOKERに関してはまだ公開されたばかりですので地上波での放送などはまだ先になりそうですが、前作のシリーズであるダークナイト他、スーサイドスクワッドなどもU-NEXTでは見放題になっています。
現在は31日間はお試しで無料になっているのでJOKERが出るまでにこれまでの歴代ジョーカーをチェックしてみるのもいいかもしれません。
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アラサー英語ではインタビュー翻訳の他、英語のやり直しに効果的な様々な勉強法も紹介していますので、興味があればこちらも参考にしてみてください。
ではではあなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。
スヌス