大丈夫です。
私が初めて海外に行ったのは30歳の時でしたし、その後独学で英語を勉強してカレッジ留学したのは34歳の時でした。だから大丈夫。
こんにちは、スヌスです!
こちらではアラサー英語で紹介した勉強法などをまとめていこうと思います。
こちらの記事では具体的に下記のことについてお話しています。
- 勉強を始めるにあたっての目標設定
- 勉強法とレベル別にどこに重点を置けばいいか
ではまず、まとめの前にいったん目標設定についてちょっとお話出来たらと思います。プランニングって何気に結構大事です。
ではでは参りましょー!
目次
ざっくりプランニングのすすめ
という訳でプランニング=目標設定のお話ですが、英語に限らず語学の習得にはやっぱり時間がかかりますし、割と終わりのない道だったりするので、少しでも効率よく楽しく勉強していくのがポイントです。
ただ、終わりがないと言ってもずっと何やかんやで新しい発見があったりするだけで、自分の中で何か”ゴール”を設定するのは大事です。
例えば判りやすいものだと留学の為のテスト(IELTSなど)に合格する、だったり単語帳の単語をここからここまで全部~ヶ月後までに覚えるだったり。
でもあんまりきっちり決めすぎると逆にそれで挫折することになったりします。
最初は特に勉強への情熱の炎もゴーゴーと燃え盛ってたりするので
よーし!!!!!半年で!いや3ヶ月で〇〇してやる!!!!!
とかいう感じで若干無茶な目標をたててしまったりもすると思います。
それでうまくいけば万々歳なんですが、無茶な目標はやっぱり無茶なのでうまくいかないことも多いです。
で、どうなるかと言うとあーもうダメだわ…無理。英語とかやっぱ無理ゲーだったわ…っていう結論にいたってしまったりします。
でもそれは単に目標達成までのタイムリミットがきつ過ぎたり、目標自体が高過ぎたりってだけの場合が多いです(段階的に時間をかければ達成出来た可能性も高い)。
じゃあどうするのかって言うと、ざっくり決めるんです。
まず割と余裕のある最終目標を決める
とりあえず言えるのは
ここで絶対決める!!!
決めるんだぁ!!!!!!
タイガーーーーーーショットぉぉぉぉおおおおお…!!!!!!
みたいな切羽詰まった感じではなく、ちょっと大変だけどこのくらい時間があればいけるはず!ってな感じの無理のない目標を設定します(簡単すぎるのもダメなので頑張ればこれはクリア出来るはず!って感じのがいいです)。
例えば留学したいとかなら自分がどのくらい出来るかにもよりますが、半年後までに急ピッチで!とかじゃなくて1年後とかなら何とかなるかも…!って思えるなら1年後に渡航するっていう目標にするとかそんな感じですね。
無理っぽいものよりは自分でも実現可能だと思えるものを設定しておいた方が何とかしようって気にもなります。
これでその最終目標がその時点ではそこまでしっかりとした予定ではなくても、ひとまずそれに向かってことを進めることが出来ます。次の項目で説明しますが、こうやって大きい着地地点を最初に決めておくと1年後に留学するならここまでにこれをしとかなくちゃいけない…あ、これはこの辺までにやっとかないと…!っていう細かいプランも立てやすくなります。
そうすると最初はぼんやりしていたざっくりプランが途中からしっかりしたものになっていき、プランの半ば頃には勝手に現実味を帯びてきます。
ちなみにこれは人にもよると思いますが、スヌスは本当にやりますってなった場合はどこかのポイントで割と人に言います。
スヌスはこうしようと思っているのでありますみたいな感じで。
そうするとやらざるをえなくなりますし、元々実現可能な範囲で目標設定も行ってる訳ですから出来なかったらかっちょ悪いという事態になるので、何か頑張れるみたいな感じですね。
この辺は絶対ではないのでお好みでって感じですが。
次に小さな目標を決める → 自分へのご褒美
大きな目標が決まったら次に小さな目標を設定しましょう。
さっきもちょっと触れましたが留学で言えば最終的にいつ留学するのかが決まればおのずといつまでに何をしなければならないかが見えてきます。
例えば”1年後、来年9月からスタートするカレッジに留学する”というのが最終目標だとすると
- 願書はいつまでに出せばいいのか?
願書と一緒に提出するものは何か?じゃあ願書の期限に間に合わす為にはいつまでにすべて揃えればいいのか? - 願書には英語のスキルを証明するスコアが必要
テストを受けてもすぐ結果をもらえる訳じゃないから早めに受けなくてはならない。じゃあ年末ぐらいまでに受けなきゃかな…テストはいつあるんだろう?11月のテストを受ければ間に合いそうかな…? - 学費の貯金
学費は100万円ぐらいかかるみたいだから生活費も入れると1年で200万ちょいとかかな…ちょっと生活費とかも調べてみよう…今の貯金額を考えると月々の貯金額は5万円ぐらいあれば…年末までには〇〇万円はひとまず貯まりそうかも…
もっとビザとか色々あるとは思いますがそんな感じです。
こうゆう感じで細かい予定(やらなければいけないこと)を確認してひとつひとつこなしていくことで小さな達成感がちょくちょく得られます。
ゲームのクエストをクリアするような感じですが、これはモチベーションの維持や向上にもつながります。
何か達成したらケーキを食べるのだ!
いや、ビュッフェだ!ステーキでもいい!!!
てな感じで自分への小さなご褒美を設定するのもいいと思います。
そうするとよし!明日からまたガンバロー!って気になれます。
目標は曖昧なものでもよいのだ
ちなみに目標はもっと曖昧なものでもいいです。
- 留学とか今は考えてないけど…とりあえず英語始めたい。
- 英語の本を読んでみたい
- 字幕なしで映画を観たい
何でもよいです。スヌスが英語を改めて勉強し始めた頃の最終的なゴールは”イギリス人に間違えられる”でした。
留学の時はある程度の期間を決めて、IELTSのスコアが必要だからこの時期までで目標スコアを一発クリアしよう!みたいのを決めましたが、この出身地を間違えられようぜ計画は何か最終グレートファイナル目標みたいな感じで”英語を勉強する”にあたって期間は決めずにどこかで達成したいってな感じで決めた目標でした。
結構突拍子もない目標ですが実はこれもう2回程リアルに達成しています。
1回目は職場にいたイギリス人の人でした。
オーストラリア後(スヌスは30歳で初海外にして初ワーホリをしています。その後日本で留学の為に独学で英語の勉強をしながら貯金生活をしていました。詳しくはプロフィールかワーホリ日誌を読んでくださいまし)に留学資金を貯める為に働いていた会社でたまに話す機会がある人だったのですが、たまたま同じプロジェクトで一緒に働くことになり、世間話を始めたところ
“By the way, where about England are you from?”
(ところで、イギリスのどの辺りの出身なの?)
と唐突に言われ、イギリスには行ったことがない(その時点では。カナダ渡航前に旅行でチラっと行きました)と言うと物凄く驚かれました。
あの頃のスヌスは正直そんな流暢って訳でもなかったと思うのでもっぱらアクセントのせいだとは思うのですが(日本だと英語が流暢な人は大概アメリカンアクセントなのでブリティッシュアクセントで話す日本人がそんなにいないんだと思います)、それでもすごく嬉しかったのを覚えています。
ちなみに2回目はカナダへ留学した際に最初に泊まったホステルでレセプショニストの人からイギリス人かオーストラリア人?って聞かれたので日本からやって来たセクシー忍者ですって返しておきました。これも多分アクセントですね。
そんな訳で何でもそうですが、”継続は力なり”ってのはまさにその通りだなぁと思ったりします。
30歳過ぎてから英語始めたとかでも、うっかりイギリス人に間違えられたり出来るんです。なのでやりたいことがあるなら若くないからとかいう理由で諦めずに頑張ってみてください。
やらないと可能性0ですけどやったら0にはならないです。
難しいのと不可能は違います。やるかやらないか自体が分かれ道だと思ってます。
ひとまずプランニングのお話はここまでです!
下記から勉強の進め方と記事を紹介していきます。
まずは順番から。
英語の勉強の順番
基本的な順番というか優先順位は下記です。
本当に英語に自信がない場合
- 文法や単語の勉強を重点的に(勉強という勉強はここがメインになる)
- 補足的に日本語字幕の海外ドラマ鑑賞などで英語に慣れるところから始める
- スピーキングは海外ドラマ鑑賞でシャドーイングしつつ、余裕があればオンライン英会話やランゲージ・エクスチェンジなどを利用し、アウトプットの機会を作る
ある程度文法の知識などはある場合
基本的にすべて同時進行(自分のペースで可)
優先順位はないので自分の苦手なところを重点的に
文法や単語の知識を深めつつ、日本語字幕、大丈夫そうなら英語字幕で海外ドラマ鑑賞し、リスニング・スピーキングの練習を。また、必要であればオンライン英会話やランゲージ・エクスチェンジなどを利用してスピーキング・リスニングのアウトプットを
ちなみに家でプライベートな感じで誰かとスピーキングの練習をしたいならオンライン英会話はおすすめですが、お金に余裕があんまりないとか極力使いたくないみたいな場合はストリーミングのみで頑張るか、外人さんのいるシェアハウスに引っ越すことをおすすめします。
シェアハウスで外人さんと過ごせば疑似海外体験が出来るので英語のブラッシュアップだけではなく、コミュニケーションスキル自体も磨けるので個人的にはおすすめです。
以上です!
下記、補足と詳細です。
まず大前提として最終的に全部身につける必要があるので、いづれの場合もある程度同時進行ですべて進めるべきです。ただ、本当に英語のやり直し勉強を始めたばかりで全体的に不安があるという場合は文法(リーディング・ライティング)に重点を置いて始める方がスムーズになります。
本当に単語もあんまり知らないし…といった場合ストリーミングやYoutubeでのリスニングの練習に知識が追いついていかない為(例えば英語字幕だとスピードについていけなくて聴きとるどころかそもそも読めない、読めても知らない単語ばっかりで意味が解らないなど)、やってみてもよく解らなかったり、そのせいでモチベーションが下がったりする可能性が高いです。
ただ、その場合も文法に”重点を置く”というだけで並行してリスニングなどの練習もするべきです(日本語字幕を利用して英語に慣れつつ楽しむような形で)。ちょっと知識がついた後にしようという風になるとどの辺りでリスニングやスピーキングを始めるのか?という判断で迷うことになったりしますし、自信がないといつまで経っても始めないという事態になったりもするので。
割とリスニングもいけそうとかであれば前述したように自分のペースで全体的にサクサク継続していけばいいかなと思います。
ちなみにリスニングやスピーキングは結構知らない内に伸びます。
スヌスも実際そうでした。何かを始めて数ヶ月とか1年ぐらい経ってからふと以前の自分を振り返ってみると1年前に比べるとすごくよくなってる…!みたいな感じですね。
後、自分では必死でやってたりするのでそこまでの変化を感じてなかったりすることも多くて、意外と周りの人からすごく喋れるようになったね!すごいよ!みたいなこと言われて
え?
ってなったパターンも多かったです。
まぁでもこれもやらないと伸びないのでやっぱり”楽しみつつ継続してやる”っていうのが一番大事ですね。
では下記で今までに紹介した勉強法を紹介していきます!
英語やり直しの為のアラサー英語 勉強法
リスニング&スピーキング
リーディング&ライティング
英作文に使えるフレーズ集
ひとまず紹介は以上です!
こちらは記事が出来上がり次第、また追加していこうと思います。
アラサー英語があなたが英語の勉強をもっと楽しめるキッカケになれたら嬉しいです!
ではではあなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。
スヌス