Listening & Speaking 勉強法

ネイティブの発音に近づける!英語の発音を良くするたった1つの方法

英語の発音とリスニングの関係性の巻
マチ子
マチ子
文法も単語もあってる筈なのに外国人の人と話すと全然伝わらない…。やっぱり発音がよくないからなのかな?でも帰国子女でもないから今から発音とかよく出来ないよね…。

今からでも大丈夫です。

こんにちは、スヌスです!
かく言うスヌスも英語のやり直しを始めたのは30歳を過ぎてからですが、その後独学でカナダのカレッジへ留学を果たしていますし、何度かイギリス人に間違えられたこともあります(`・ω・´)/

今日はそんなスヌスが伝わる発音を身につける為に実際に行ってきた勉強法を紹介します。

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本日のスペシャリテ
  • 発音は実はとっても大事
  • ネイティブ発音への鍵はリスニングにある
  • 動画を使ったトレーニングと独り言のすすめ
  • アウトプットも大切である

では参りましょー。

英語の発音の重要性

そもそも英語の発音って大事!っていうのを感じているからこの記事を読んで頂いているんだと思いますが、そこはバッチリ正解でして発音はとっても大事です。

英語の(特に英会話)の勉強をしていると、発音は気にしなくていいからとにかくいっぱい喋るのだ…!みたいなことを言われることもあると思うんですが、それは半分正解で半分間違いです。

スピーキングに関しては慣れもやっぱり必要なので、例えば留学しているとかなら最初の頃は特に発音があんまりよくないから…とか言わずに勇気を出してガンガン喋る必要はあります。

積極的に喋るのはすごくいいことです(`・ω・´)/

でも実際仕事で使おうとか英語圏でやっていこうみたいな感じで考えているのであれば、最終的に発音はある程度必須でよくする必要があります

どれだけ流暢に喋れても発音が悪くて相手に自分が言ってることがなかなか伝わらないとかだとかなりもったいないです。仕事で使う場合も嫌な顔をされる可能性もあります。彼は/彼女は訛りがひどいから…みたいな感じで。

それに、例えば英語のスキルが基本全く同じだったとしても、発音のうまさが違うと周りからの評価は全然別のものになります。

実は割とできるのに、発音が悪いだけで全然話せない=英語が出来ない人と思われたりもするし、逆にそんなにできなくても割と発音がいいと実際より流暢だと思われたりします。

面接とかがすごくいい例でジョブインタビューで発音が悪いと率直に言って印象が悪い為受かるものも受かりづらくなります

なので簡単に言うと発音が悪いとめっちゃ損します

とは言えそんなにすぐに上達するものでもない為、最初の頃から割と意識して発音もよくしていくように頑張るのが大切です。

ネイティブ発音を目指すならまずはリスニングから

さて、ここからが本題ですが、結論からいうと発音をよくするにはリスニングのスキルをまず鍛える必要があります。というのは、正しい発音が何かが分かっていないと正しい発音が出来ないからです。

これが日本人がスピーキングやリスニングを苦手とする一番の理由でもあります。

アウトプット(実際に英語で喋る)をする機会がないというのも大きいですが、日本の中学校、高校ではアシスタントとしてネイティブの先生が何となく授業に参加しているということはよくあると思いますが、

彼らが講師としてすべての授業を行ったりすることはない為、基本的に生徒はみんな日本人の英語の先生のカタカナ英語で単語を覚えていくことになります。

 

えーリピートアフタミー。
インタレスティング、インタレスティング、インタレスティング。
ベター、ベター、ベター…

 

これだと当然本当のinterestingやbetterの発音は分からないというかbetter=ベターだと思っちゃいますよね。

でも実際は仮にカタカナにするとしても下記のような感じになります。

参考
  • イギリス英語: ベツァー、もしくは人によってはベッアー
    (イギリス英語だと単語の途中のtは発音されないことが割と多いです)
  • アメリカ英語: ベダー
    (伸ばしのところのRの発音はそんなに強くなくても伝わります。Rの強さはネイティブでも人次第です)

正しい発音はOxford dictionaryなどで確認しましょう。
”ベター”とは言ってないことが分かりますよね?

どうしてリスニングが良くなると発音もよくなるのか

ここまでで説明したように、英語がちゃんと聴き取れるようになれば実際どう発音しているのかというところが分かるようになってきます。

後は聞いた内容をなるべく忠実に再現するだけです。

間違ったインプット(間違った発音を覚えてしまっている)をしているのがかなり大きいので、正しいインプットを行うことでそれを正すっていう感じですね(`・ω・´)/

TOEICの教材はあまりおすすめしない

ちなみにリスニングのスキルに関して言うと、TOEICのリスニングで高得点をとっていても海外ではあまり役には立ちません。

TOEICのリスニングテストのスピードは明らかに英語の解らない外人(ネイティブから見て)向けにゆっくり丁寧に喋っているようなスピードなので、(大人の人が幼稚園児に話しかけているような感じです。これはねぇーりぃんご。りんごだよぉみたいな)実際にネイティブの人と普通に会話するとものすごく早く喋っているように聞こえてしまうと思います。

ただ、それは勘違いでそっちが普通のスピードなのであって、TOEICのスピードが異常に遅いだけです。

そんな訳なのでTOEICの教材などを利用してもあまりリスニングスキルの劇的な向上は望めないかなと思います。

Youtube・海外ドラマ鑑賞のすすめ

ではどうするか?ということになると思いますが、スヌスが実際に行ったのはYoutubeや海外ドラマをひたすら見続けるということで、むしろそれしかやっていません。

Youtubeや海外のテレビシリーズは俗に言う”教材”ではない為、生きた英語が学べます。スヌスはこのトレーニングを始めた当初はYoutubeしか使っていませんでしたが(当時はVODがそこまで一般的ではなかったので)、よくある日常的なフレーズを学びたいとかであれば海外ドラマ鑑賞を利用したトレーニングをおすすめします。

具体的な方法(どうゆうものを見たらよいかなど)は長くなるので別記事にまとめています。こちらを確認して是非リスニングスキルの向上に取り組んでみてください。

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細かいコツも色々ありますが、一番のポイントは楽しみながら継続するということです。

リスニングやスピーキングのスキルは一朝一夕ですぐ身につくというものではない為、リーディングやライティングのように短期間で集中的にやって劇的にスキルアップというのは正直難しいです。

なので楽しくやるというのはとっても重要です。
楽しくないと続けられないからです。スヌスも最終的に英語のビデオを見ることが趣味になりましたので、そのくらい楽しんでもらえればなと思います(`・ω・´)/

ちなみに読み書きはもう結構いけるよっていう人には(全部英語なので初心者の人には「おすすめしません)American Accent Trainingという本もおすすめです。これはアメリカ英語用なのでアメリカンアクセントを身につけたい!っていう人向けにはなってしまいますが、良書です。

もし音だけでなく知識として発音を知りたいってことであれば是非。

インプットしたらアウトプットも

きちんとした発音が分かるようになっても使わなければ身についていきません。日本語では使わない音も多いので実際に口に出して練習しなければそもそも言えるかどうかもよく判らないからです。

英語で独り言のすすめ

そんな訳で実際にアウトプットするということは本当の意味での英語の習得にすごく大事なことです。

じゃあどうアウトプットしよう、練習しようということになる訳ですが、スヌスはシャドーイングの他、よく独り言を英語で呟くようにしてました。

内容は何でもいいです。日本語で「あー明日プレゼンだー。準備しなきゃ!」っていう風に家で言ったりすると思うんですが、そういうのを英語で言うってことですね。

例: 「あー明日プレゼンだー。今夜書類の準備しなきゃ!」
→ ”Oh, goodness…I have a presentation tomorrow. I gotta prepare the documents tonight!”

これが留学前や留学せずにスピーキングのスキルを向上するのに非常に有効です。

実際スヌスはリスニングやスピーキングに関して言うと基本的には日本での独学のみです。カレッジ留学の時も専攻はデザインだった為、カレッジ入学用に語学学校に行ったりはしていません。入学前にIELTSの試験を個人で受けて必要スコアを獲得しました。

独り言に関しては家でやるのがおすすめですが、スヌスはよく外に出てる時もやっていてたまに急に人が出てきて残念な人認定を頂くこともありました。

きっとこの人ネジ飛んでるのね…と思われたと思いますが、そんなことではスヌスは動じません。

 

むしろ鼻で笑ってやりました。

 

だって鼻で笑われたんですもの。

まぁしかしそんな訳で相手が欲しいという場合はオンライン英会話や英会話スクールもいいとは思いますが、英語での独り言はスピーキングの練習にはおすすめですので、リスニングのトレーニングと同時進行で是非、取り組んでみてください!

まとめ

こんな風になる前に

こんな風になる前に。

という訳で今日はネイティブの発音に近づける為に英語の発音を良くする方法のお話でした!

本日のお話をまとめると下記のような感じです。

今日のまとめだよ
  • 英語の発音は仕事や海外でやっていくなら落とせない大事な要素
  • ネイティブ発音を目指すなら動画を使って練習するのがおすすめ
  • 独り言やオンライン英会話など何かしらでアウトプットも忘れずに

もしあなたが仕事や留学先、旅行先で外人さんとお話をした時、相手の言っていることが聴き取れなかったり、

正しい文章で喋っているはずなのに相手が理解してくれなかったということがあるなら是非今回ご紹介した方法で勉強してみてください。

スヌスは実際にこの方法で留学までこぎつけていますので、効果があるのは確かです。
あなたも是非この機会に!

ではではあなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。

スヌス