Listening & Speaking 勉強法

LとRの発音はラ行じゃないって言うかLとかは割とウとかオです

英語のLとかRの発音の巻
マチ子
マチ子
英語の発音って難しい…。特にLとRがうまく出来ないんだよね…!よく日本語のラ行とは違うって言うけどどういう風に発音すればいいんだろ? 何かもう泣けてきたよー

そんな疑問にお答えします。
こんにちは!スヌスです!

英語のやり直しを始めたのは30歳からですが独学で英語を勉強し、これまでに何度かイギリス人に間違えられたこともあります(`・ω・´)/

今日はそんなスヌスがLとRの発音についてお話します。
今回のお話をざっくりまとめると下記のような感じに。

ラ行は忘れよう
  • LとRは単独で使うとそもそもラ行とちょっと違うとかではなくてまったく別物
  • 母音と子音のあるなしが発音のポイント

よく英語のLとRの発音は日本人の人には難しいって言われますけど、その理由としてよく

”厳密に言うとLやRはラリルレロとかのラ行とは違うから…何たらかんたらあーだこーだ”

みたいなことが言われると思います。
これは合ってると言えば合ってるんですけど、根本的なとこが抜けてるのであんまり説明としては”正しい”とは言えないです。

今日はその辺も踏まえて説明出来たらと思います!
では参りましょー。

LとRの発音 L編: Lは後ろに母音がないとウとかオだよ

英語のLとRの発音ですが、まずはLからです。

そのままなんですが、実はラ行じゃないけどラ行っぽいぜと思われがちなLとRのL、そもそもラ行っぽくすらないことが多いのです

これは母音などがLの後に続かずに単独で使われるケースで、その場合は基本ウやオに近い形で発音されます

Feelとかがそうですね。この場合フィーウとかフィーオみたいな感じで発音します。フィーというのは完璧に間違いです。この発音の仕方だとネイティブに言っても通じない可能性が結構高いです。

※ FeelだとLの後に母音あいうえお: aiueoの音がないですよね(`・ω・´)/?

逆に母音が後に来る場合って何なの?って感じだと思いますので、下記に例を挙げていきます。基本的にはOxford dictionaryなどで単語を調べると発音も聞けるので、そういうので実際の発音を聞いてみてマネするのが一番いいですが、何となくのイメージのために例と一緒に読み仮名も今回は一応載せておきます。

ただ、基本違う言語ですのでカタカナは当てにせずに元の発音になるべく忠実に発音できるように頑張りましょー!

  • Laboratory: ボラチュリーみたいな感じ
  • Feeling: フィーンみたいな感じ
  • Load:ードゥッみたいな感じ
    (語尾はdだけなのでここは母音なしです。ドってはっきり言わないようにしましょう。ドだとdoになっちゃう)

全部ア(La)・イ(li)・オ(Lo)って感じでLの音に母音が来てますよね。
こうゆう場合はラ・リ・ロ(みたいな)音になります。

LとRの発音 R編: Rはアーって感じ

次にRの発音。

これも後ろに母音とかがつかない場合はRもララルルーって感じではなくて元のアーって感じの音になります。

アメリカ英語だとお馴染みの舌を後ろに巻いて出すこもった感じのアーって感じの音ですが、イギリス英語だとそうゆうこともしないので普通に優しくアーって感じになります。

日本だとたまにR=ラ行って事になってしまってる雰囲気があって、Rが入ってるってだけでまったく元の発音にはないのに勝手にラ行を追加したりする事もありますが、元の発音をちゃんと確認して発音するようにしましょう。

※ 例:Bernardさんは → バーナードさんですがたまにベルナルドみたいに書かれていることがあると思います。あんな感じ。

ちなみに母音が後で来る場合は(ラ行っぽくなる方)アメリカ英語でもイギリス英語でもあまり大きな差はないです。まず口を少しすぼめて、その後舌を後ろの方に巻き、舌を元の位置に戻す時に軽く口の中の上の部分に触れるっていう感じで発音します。

ポイントは最後に舌が上に触れる時はホントに触れる程度って感じです。

強くはじいちゃうとラララーって感じになっちゃうので日本語のラ行に近くなったりインド人とかスペインの人の英語みたいになっちゃいます。

この辺は英語の母国、グレートブリテンことイギリスのBBCのサイトをチェックするのがおすすめです。BBCはLearning Englishという英語の勉強用のサイトを持っていて、これが非常に参考になります。

流石に英語本国のサイトということで文法や発音など基本的なところはすべて網羅してます。今回のポイントである発音のチェックは文字通り”Pronunciation”という項目で確認できるんですが、

ここの”The Sounds of English (basic+)”というところにズラーっと発音記号が並んでます。これを網羅すると最終的には辞書に出てくる発音記号とかを見れば新しく知る単語とかであってもどうやってその単語を発音すればいいのか大体判るようになります。

ただまぁ

 

メンドイです。

 

どのくらいメンドイかと言うとカニを食べる時の甲羅の処理ぐらいメンドイです。
あれがいいんじゃねぇかよぉぉおおおおおっ!!!!!て人はまぁ別のことを想像してください。

すごいメンドイやつ。

なので1日2日でガーっ!やるのは流石にしんどいので、ははぁ…ほほぉ…とか言いながら何となく地味に進めるっていう感じがいいかなと思います。

もしやる気が溢れちゃって
この燃え盛る情熱の炎を消すには…

 

もはややるしかッ…!!!!!

 

みたいなことであれば

好きなだけ暴れてやれよ…!!!!!って感じですが、頑張りすぎちゃって開始早々にやる気エンジンが煙をふくみたいなことは一番避けたいところではあるので、一番は楽しむ、ちょっとしんどそうなパートは嫌にならない程度に進めるっていうのが個人的にはおすすめです。

まとめ

という訳で今日はLとRの発音についてのお話でした。

Rはたまにアーって伸ばすだけのところが日本語のカタカナになると何故かラ行が急に入っちゃってるみたいなこともあるものの、基本最初に書いたようにCenter(イギリスだとCentreですね。アメリカのスペリングはアメリカでしか使われないので注意しましょう)をセンテルとは読んだりしないので結構そんなの知ってるよ!ブー!って感じだったかもですが、Lの単独での音はあまり知られていない気がしたので書いてみました。

なので今日のポイントとしては

Feelはフィーウよ!

Lは単独だとウとかオみたいな音だよ

につきますね!

ちなみにもう既に読み書きには割と自信があるけど発音にあんまり自信がない…という場合はAmerican Accent Trainingという本がおすすめです。

何で読み書きに自信があった方がいいかって言うと全部英語で書かれた本なのでこれから頑張るよ!って人はまず間違いなく撃沈するからです。

ただ、これはスヌスも購入したんですがかなり参考になるのでちょっと値は張るもののおすすめできます。

これからじっくり学んでいきたいという場合は下記で基礎の勉強法に関してお伝えしているので参考にしてみてください。

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ではではあなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。

スヌス