ワーキングホリデー

オーストラリア・ワーホリ日誌 7 最初のフラット探し その3

ワーホリ日誌7

前回Kings Crossで色んな意味でホットな夜を過ごしたスヌスです。結局まだシェアが決まってないのでここからまた別のバッパーへ移動です。今回は最初に滞在していたシドニーCentralの辺りからさらに南に抜けて一路Surry Hillsへ。Surry Hillsは”世界一の朝食”というキャッチフレーズで有名なBillsがあるところですね。

私は何と一度も行きませんでしたが…。
何ならコアラもカンガルーも現地では見ていません(カンガルーはお肉をスーパーでよく見ましたけど。めっちゃ赤いです)。

何故なら

 

スヌスはストイックだからです。

 

そんじゃそこらの甘ちゃんとは違うのです。

 

嘘ですけど。

単にあんまりお金に余裕がなかったってのもそうですが、何となく機会がなくて動物園とかには行かなかったのでした。

まぁでもそんな訳なので滞在中めいっぱい色々楽しみたい!みたいな人は出発前にそれなりの金額を用意しておくことをおすすめします。大体目安としては最低で100万ちょいとかかと。

その時の為替と生活スタイルにもよりますが、100万超すぐらいあれば1年ほぼ何もしなくても何とか暮らしていくことも出来ると思います。なので現地で割と働く気満々とかならこのくらいの金額持っていけば比較的我慢とかはせずに色んなことが出来る筈です。

そんな訳でちょっと脱線しちゃいましたが、時間が許すなら事前に資金は多めに用意しておきましょうね!(スヌスは俗に言うギリホリだったので時間がなかったのですという言い訳)

ではでは本日も参りましょー!

オーストラリアで何故かTokyo Village

さて、何だかあちこちウロウロしながらも本来の目的であるシェア探しもちゃんと行っていたスヌスですが(遊んでただけじゃないですよ!)、GumtreeやJamsで色々と物色していたところ”Tokyo Village”なるバックパッカーを発見します(Google先生によると2019年9月現在はなくなってしまったとありますが、ブッキングサイトでは予約出来る風。謎…)。

日本人としては名前がやっぱり気にはなったのでへーと思いザっと情報を確認。ウィークリーで割引もあったりして値段も割と安く(バックパッカーは長期滞在すると割引してくれるところも結構多いです)、朝に食べれるシリアルなども無料で提供されるとのこと。写真で見る限り雰囲気もよさそうです。

そんな訳で少しでもお金を節約したかったスヌスは早速Tokyo Villageへ向かうことにしました。同部屋だったNZからのパーリーガール2人とはここでお別れ。一度シドニーのシティーの辺りまで移動し、そこからまたテクテクと南へ歩を進めます。

Tokyo VillageはCentralの駅から程近く、Chalmers Street沿いに歩けばすぐです。
実際の外観はネットの写真より少しボロい雰囲気(ありがちですが少しだといい方です)ではありましたが、中庭などもあってそれなりにオシャレ。フリーで使えるPCも置いてあり、個人的にはなかなかいいじゃないの…!という感想でした。

ちなみに名前からすると日本人宿のようですが実は違うらしく、オーナーさんも日本人ではないようでした(元々始めた人が日本人だったけどみたいな話だった気が…うろ覚えですが)。

宿は若いバックパッカー達でいっぱいで、夕飯時のキッチンは旅人たちの声で大賑わい。”The backpacker”といった感じ。

バックパッカーというとキッチンがあって、そこで自分たちで料理が出来るというところも魅力のひとつですよね。スヌスのような貧乏旅行中の旅人たちには非常に助かる仕組みです。スヌスは貧乏旅行中というよりはただの貧乏でしたが。

ただ、実はこの序盤の旅ではこれまでほぼ料理らしい料理というのはしていませんでした。というのも、数日とかの短期間で移動していたのでスーパーで買い物して食材を冷蔵庫にとっておくみたいなことがしづらかったんですよね。

ホテルを発つ時に余っていれば当然食材や調味料も荷物として運ぶことになりますし、パンでも買って食べることくらいしか出来ませんでした。ただ、日本みたいに菓子パンや惣菜パンみたいのが比較的安く手に入る感じではなかったので、ミューズリーと牛乳がこの頃は重宝しましたね。

どちらも$1~$2で手に入る感じだったのですが、パンと水とかよりは健康的かなという感じもしましたし。

でも今回は週単位の滞在。Tokyo Villageが割と居心地がよかったということと、到着から1週間近く経って、数日ごとに重い荷物をしょって移動という生活に正直疲れてきていたというのもあり、ひとまず1週間滞在することにしました(結局延長して2週間いましたが)。

日単位で泊まる方が実は割高というのもありましたし、例の悪徳オーナーの件もあってあまり焦って変なところに決めたりするよりは、少し余裕が持てる状態にしていいシェアに入れたらというのもありました。

まぁしかしそんな訳でようやく念願の自炊暮らしの始まりです!
近くにColesというオーストラリアの2大スーパーマーケットのひとつがあったのでそこで早速お買い物。

ちなみにこれはまた次回にでも詳しく書こうかと思いますが、

 

オーストラリアのスーパーはめっちゃ安いです。

 

と言うかそもそも物価がかなり安いと思います。
オーストラリアは物価が高いって言われたりもしますが、高いのは正直レントだけかなと。それも自分でアパートなどを借りた場合に限られますし、そもそも自分でアパートを借りるような状態であればある程度まともな職についている状態だと思うので、そこも無問題。

何故なら

 

オーストラリアはめっちゃ給料が高いからです。

 

この辺はオーストラリアにワーホリする人は結構事前に調べて知ってる人も多いと思いますが、レストランのホールスタッフで普通に時給$20ぐらいもらえたりするので、下手するとバイト気分で日本の正社員より高い給料がもらえます。

引きます。
ていうか泣けます。

話は戻って、物価が実際どれだけ安いかに関しては現地に着いてから知ったのですが、これはかなり嬉しい驚きでした。ニュージーランドに行ったときは逆の体験をして結局すぐに帰国せざるをえなくなったのですが、この件についてはまた別の機会に。

まぁしかしそんなこんなでひとまずちょこちょこと野菜を手に取り、せっかくなのでカンガルーソーセージなるものも購入。オーストラリア初自炊は野菜とカンガルーソーセージ炒めとなりました。

カンガルーソーセージだいぶワイルドな仕上がりですね。グロいってどうゆうことですか?
言ってる意味が解りません。

カンガルーの肉は俗にいう獣臭のようなものがありダメな人はダメらしいのですが、スヌスは割と何でも大丈夫なタイプなので普通にいけました。

ちなみに前述したようにカンガルーのお肉は脂肪がほとんどなく、真っ赤です。
なので高タンパク・低脂肪な為ヘルシーなお肉としても知られています。

はじめてのシェア生活の始まり

こうしてしばらくTokyo Villageで過ごすことになったのですが、他にも週、月単位で宿泊している人たちがいたので、日本人も外人さんも含めて友人も出来、何やかんやで思い出深い場所になりました。

なのでもしまだあるようならまた訪れてみたい場所のひとつなのですが、今回こちらを書くにあたってリサーチしてみたところ最近の評判は恐ろしく低いみたいです。

なので泊まられる方は自己責任でお願いします…。

それはさておき、1週間を過ぎた辺りでスヌスはついに掘り出し物件を発見…!
リゾートマンションかモデルルームですかね?ってぐらいのアパートに格安で住めることになりました。当時1週間で$130だったので1ヶ月で$520。これでインターネットや光熱費はもちろん最新設備の揃ったジムやプール、ついでにサウナまでついてきます。

Waterloo Apartment 1近隣には高級アパートが集まっていて、本当にちょっとしたリゾート地みたいでした。Waterloo Apartment 2リビングも広々。日本のシェアと比べるとだいぶ大きいですよね。
大きさ的には小さめのオフィスみたいな感じでしょうか?この感じなので10人近く住んでいてもそんなに窮屈には感じませんでした。

Waterloo Apartment 3キッチンにはオーブンもついてます!

フラットメイトがほぼ全員日本人だったというとこを除けば最高の場所でした(やっぱりせっかくだから外人さんがいるとこの方がよいのかなと)。でもみんないい人で住みやすかったから結局ここでよかったなぁとは思いましたが。

粘った甲斐があったよぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお…!!!!!!!
うぉぉぉぉぉぉおおおおおおおん…!!!!!!!

と大喜びんぐのスヌスだったのでした。
気持ち悪いですね。

さて、長かったオーストラリア生活序盤のバックパッカージプシーとシェア探しもこれでひとまず完結です。

次回は今回のお話でもちょっと触れたオーストラリアの物価のお話。

あなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。

スヌス