そんな悩みを解決します。
こんにちは、スヌスです!
30歳から英語のやり直しを始めて、その後独学でカナダのカレッジ留学を果たしました。
文法に関してはもっぱら参考書やKindleで英語本を読みながらブラッシュアップしましたが、リスニングやスピーキングに関してはほぼほぼYoutubeのみ(VODも利用しましたが)でスキルを磨き、何度かイギリス人に間違えられたこともあります。
今日はそんなスヌスが実際に行っているYoutube活用法をお伝えします(`・ω・´)/
本日のお話をざっくりまとめると下記のような感じ
- Youtubeでリスニングを鍛える3つのポイントとコツ
- VODでのドラマ鑑賞も日常会話で使うフレーズを学ぶのにはおすすめ
では参りましょー。
目次
Youtubeでリスニングを鍛えるポイント その1 インタビュー動画を見る
ポイントその1はズバリ何を見るかですが、インタビューを見ることをおすすめします。これがスヌスのYoutube勉強法の核になるところです。スヌスは基本的にはこれしかやっていませんでしたが、実際に結果も出てます。
ちなみにYoutube関連だと決まったチャンネルや勉強用のチャンネルなどがよくおすすめされていますが、リスニングのスキルの向上の為ということであれば勉強用のチャンネルを見る必要はあまりないと思っています。
というのは文法とかに関しては本とかで勉強出来るからです。
それに例えば動画で文法の説明をしているものがあったとして、項目がいくつかひとつの動画にまとめられていた場合、これが知りたい!というものがあった場合に探すのがまず大変です。
その点、本であれば目次を見て該当のところを開けばすぐです。動画は見終わるまでにもある程度時間がかかるので効率がすごくいいかというとちょっと疑問ではあります。
ただ、見てて面白いとかであればそれはすごくいいと思うので続けた方がいいと思います。動画で学ぶということの一番いいところは楽しみながら出来るというところだと思うので。
なぜインタビュー動画なのか
さて、どうして色々と動画がある中でわざわざインタビューの動画を見ようと思ったのかというところが気になると思いますが、理由は下記です。
- 好きな俳優さんやミュージシャンのインタビューは見ているだけで楽しいのでモチベーションの維持につながる
- インタビューは長さが決まっていないので自分のレベルや空き時間に合わせて見ることが出来る
- 短いインタビューであれば繰り返し見て聞き直したりシャドーイングの練習をしてみたりが比較的簡単
- お芝居ではなくて自然な状態でのネイティブスピーカーの喋りが見られる
- ほぼ無限に見るものがある
という感じです。
順番に確認していきましょう(`・ω・´)/
好きな俳優さんやミュージシャンのインタビューは見ているだけで楽しいのでモチベーションの維持につながる
インタビューというとちょっと退屈なイメージかもしれませんが、例えばマーベルが大好き!とかであればこれから公開になるマーベル映画について出演者さんが熱く語っているインタビューは見ていてきっと楽しいですよね。
そんな感じで好きな人とか興味がある人のインタビューを見るんです。
基本的には”楽しむ”というのが一番大事ではあるので、そんな感じで見ていてワクワクするような動画を見ていれば最初はよく解らなくても「何て言ってるんだろう?もっと知りたいな」という思いが湧いてくるので、モチベーションの維持にはすごく効果的です。
インタビューは長さが決まっていないので自分のレベルや空き時間に合わせて見ることが出来る
次に長さです。
ドラマとかであれば短くても30分ぐらいはあるものがほとんどで(コメディー系ですね)、大体1時間程度が主流だと思います。
でもインタビューは1~2分のものから数時間のものまであります。
なので1時間もののドラマをちょくちょく聞き取れなくて巻き戻したりしながら見ていると結構大変だと思いますが、特に始めたばかりの頃はこういった1~2分のものや、5分ぐらいのものを見るのがすごくいい練習になります。
ドラマだとそれなりにまとまった時間がないと見れないと思いますが、5分~10分で済むなら寝る前にダニエル・ラドクリフのインタビューを少し見ることにしようみたいなことも出来ますし、継続しやすいです。
また、逆にまとまった時間がある時やだいぶ聞き取れるようになってきたなぁと思えたら長いものを見たりということも出来ます。
短いインタビューであれば繰り返し見て聞き直したりシャドーイングの練習をしてみたりが比較的簡単
これもインタビューの長さが好きに選べるというところからきていますが、数分のものであれば何度も巻き戻して見てもずっと終わらないということはないですし、リスニングの反復練習やシャドーイングの練習はドラマなどを見るよりはやりやすいかなと思います。
お芝居ではなくて自然な状態でのネイティブスピーカーの喋りが見られる
これは実はスヌスが最初にインタビュー動画を見ようと思ったキッカケなんですが、感情豊かなリアクションなどは確かにドラマなどで勉強出来ますが、スヌスは普段どんな感じでネイティブの人が喋っているのかをもっと知りたかったんですよね。
変な話ですが、実際インタビューに答えている時に俳優さんがどもったり答えに困ったりしているところを見るのはある意味勉強になりましたし(別にそうゆうのが見たかったとかではなくてたまたまだったんですが)、ちょっと救われた感じがしました。
というのは最初の頃スヌスには英語で喋っている人達はいつも理路整然としていてシャキシャキ喋っているイメージがあったんですよね。でもこんな感じでどもったりもするんだなっていうのを見て(喋り始めで困ってI……I…I…Ah, it’s a tough question【僕は…あぁ…えぇと…こりゃ難しい質問だね】みたいな感じのとかですね)、”自分も別に答えに困ってもいいんだ”っていうちょっとした安堵みたいなものを感じました。
最初英語を使い始める頃って慣れないのもあって言葉に詰まることも多いと思うんですよね。で、”ちゃんと喋んなきゃ…!”みたいな風に思ってると詰まったことに対してさらに焦るみたいな悪循環があったんですけど、
どもったり詰まってもいいんだってのが判ってからは少し気が楽になったのを覚えてます。
ほぼ無限に見るものがある
これはYoutubeの強みかなと思いますが色んな媒体からバンバン新しいインタビュー動画などが出てくるので見るものがなくなるということはほぼないです。
ひとりのそんなに有名な人じゃない人のインタビューに絞ったりすると最近新しいのないなぁ…みたいになったりする可能性もありますが、複数人お気に入りの人を決めれば割と有名な人達ならいっぱい見るものはあると思います。
Youtubeでリスニングを鍛えるポイント その2 字幕機能を活用する
Youtubeには実は字幕機能があって英語のものであれば動画によっては表示することが可能です。これは自動で機械が音声を拾って作成しているものなので完璧ではないですが、正直かなり精度はいいので、最初の内なかなか聞き取れないという時に使える動画であれば使うことをおすすめします。
具体的には下記の画像のようなアイコンが出ているものは字幕の利用が可能なものです。
何故か真ん中に”あ”って入っちゃってますけど気にしないでください(`・ω・´)/
動画の視聴中に見つけたら試しに設定をonにしてみてください。
結構使えます。
スヌスはこんな便利な機能が出来る前(気づいてなかったのかも)にYoutubeを使っての勉強を開始したので実はずっと字幕とか何もない状態でやってましたが、それでも時間が経つと不思議なものでちゃんと聞き取れるようになりました。
人体の不思議ですね。
Youtubeでリスニングを鍛えるポイント その3 すぐやめない
ここが何気にかなり大切なのですが、そんなすぐに聞き取れるようになってればみんな苦労しません。
1ヶ月YoutubeやHuluなどのVODを使って海外ドラマ見てたらもう全部解るようになった!とかついでにペラペラになった!とかであれば多分今頃日本人はみんなペラペラです。
むしろベロベロぐらいかもしれません。
もっと言うならブリブリです。
何かすいません。
個人差はやっぱりあるとは思いますが、上達が見られるのは早くて数ヶ月とか1年後とかです。スヌスもそうでしたが、自分のスキルが向上したって気づくのってある日何だかふと気づくような感じです。あれ?この動画前は何言ってるかよく解んなかったのに今割と解るみたいな感じですね。なのでうまく出来ないからといってすぐに諦めたりせずに続けてみてください。
その為にも見てて”楽しいものを選ぶ”というのはすごく大事です。
これは純粋に”楽しむため”でもありますし、”続けるため”でもあります。
やってて楽しいならやめる理由がないので自然と続けられるんですよね。スヌスもそうでしたが途中から何か日課みたいになって、最終的に趣味みたいになりました。後はどのくらいやるかとかで結果が変わってきます。
スヌスは基本的にこのYoutubeとVODを使った方法だけでリスニングを鍛えてカナダのカレッジで授業を受けていた時も特に問題なく過ごすことが出来たので、あなたも根気よく楽しく続けてみてください。
インタビュー動画での勉強におすすめのYoutubeチャンネル
基本的に好きな俳優さんやミュージシャンの名前で検索すればインタビュー動画はいっぱい出てくるので特定のチャンネルにしばられる必要はないですが、スヌスがよく見ているチャンネルを参考に紹介しておきます。
インタビュー系
DP/30: The Oral History Of Hollywood
毎回旬の俳優さんに独断インタビューを行っているチャンネルです。BGMなどもなく静かにリラックスした雰囲気でインタビューが行われる為、会話に集中しやすいです。
インタビュアーさんがすごくインタビューがうまい方で、映画の撮影の裏話などあまり他では聞けないような話がたくさん聞けるのでスヌスはかなり気に入っています(大体映画公開直前などに出演者や監督さん、関係者のインタビューがアップされることが多いです)。
ただ、ちょっと長めのものが多いので慣れてからがいいかもしれません。
BAFTA Guru
こちらも同様に俳優さんのインタビューがたくさんありますが、イギリスのチャンネルなのでイギリスの俳優さんのインタビューが比較的多いです。こちらは短いものも多いです。
The Late Late Show with James Corden
海外のトークショーが好きな人は知っているかもしれませんが、Carpool Karaokeという著名な歌手とドライブしながら車の中でその人の歌をカラオケで一緒に歌うというコーナーでYoutube史上最高の視聴者数を叩き出したことでも有名です。
こちらの現在の司会はタイトルにも入ってますがイギリス人のJames Cordonさんです。トークのコーナーでは毎回ハリウッド俳優や大人気の著名人達をゲストに招いていて、映画の撮影の裏話や私生活でのあれこれなどが聞けます。
海外のLate show系は他にもいっぱいあるのでお気に入りのものを見つけてそれを見るのもいいかもです。簡単に言うとどれも徹子の部屋の海外版みたいな感じです。
Jamesさんを徹子だと思って見てください。
趣味や息抜きに
Jamie Oliver
イギリスのシェフ、Jamie Oliverさんのチャンネルです。あちらではGordon Ramsayさんと並んで最も有名なシェフのひとりといっても過言ではないと思います(イギリスだけではなくて世界的に有名です)。
インタビューではないですが、料理や美味しいものが好きなら見ててめっちゃ楽しいです。スヌスは料理も食べるのも好きなので以前からよく見てます。
男子ごはんをイギリスのおじちゃんがやってると思えばよいかとです。
Good Mythical Morning
アメリカのYoutuber、Rhett(髭の方) & Link(眼鏡の方)の番組です。大体15分程度なので割とサクッと見られて楽しいです。シリーズもので日本のYoutuber同様に色んなことをやってますが、個人的には世界の色んな食べ物を食べてどこの国のものか当てるシリーズやどのピザ屋さんが一番美味しいかランキングなんかが好きですね。
趣味と息抜きが食べ物ばっかりみたいにになってますがGood Mythical Morningは食べ物以外も色々とありますんで是非(`・ω・´)/
VODでの海外ドラマ鑑賞もおすすめ
ここまでYoutubeでのインタビュー動画による勉強法をお伝えしてきましたが、HuluやAmazon PrimeなどのVODサービスを使用した海外ドラマ鑑賞もおすすめです。
リスニングを練習して耳をしっかり慣らしていくという目的や、シャドーイングにはYoutubeでの勉強がおすすめですが、日常会話でよく使うフレーズなども学びたいなという場合はこちらの方がいいかなと思います。
というのは日常生活を切り取った一コマをドラマにしてくれているからですね。ただ、その関係で見れば何でもOKという訳ではないです。
VODを使っての勉強法に関しては下記の別記事でまとめていますので是非こちらも目を通してみてください。こちらではどうゆうドラマを見るといいのかも記載してあります。
基本的にどこも1ヶ月ぐらい無料でお試し出来るのでひとまず試してみてよさそうなら継続という形でもいいかなと思います。Amazon Primeに関しては他のサービスもよく使うならオプションでビデオ見放題がついてきちゃうみたいな感じなのである意味タダみたいな感じですし。
まとめ
という訳で今日はスヌスも実際に成果を出しているYoutubeで英語のリスニングを鍛える3つのポイントのお話でした。
簡単にまとめるとこんな感じ。
- Youtubeでのリスニングの訓練にはインタビュー動画がおすすめ
- 好きなセレブやジャンルのものを見て楽しみながら続けよう
- 最初は短めのものを繰り返し見るのが吉
- 字幕が使えるなら活用、でも完璧じゃないので気をつけて
- 継続は力なりだよ
- VODで海外ドラマを見て日常会話のフレーズにも慣れよう
やっぱり人にもよるとは言っても一朝一夕とはいかないので、ある程度時間はかかるとは思います。でも続けるのが大事。スヌスも1年ぐらい経ってから気づいたらちょっとずつ解るようになってました。
あなたも楽しみながら是非是非取り組んでみてください。
ではではあなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。
スヌス