答えはNOです。
こんにちは、スヌスです!
今日は実際オーストラリアやカナダでワーホリ、留学生活を送ったスヌスが海外でのTOEICの実際の評判などをお伝え出来たらと思います(`・ω・´)/
留学などで海外に行くにあたってTOEICの勉強しないと!って人も多いと思うので参考になれば幸いです。
今日の記事の内容はざっくりまとめるとこちら
- TOEICって海外では実際どうなの?
- 他の留学に使える英語試験ってどんなのがあるの?
ではでは参りましょー。
目次
TOEICのスコアって海外では実際役に立つの?
冒頭でもお伝えしましたが、答えはNOです。
すとろんぐりーNO(`・ω・´)/
そもそもTOEICは海外ではほぼ無名です。
試しに海外旅行に行った時に旅行先でTOEICって知ってる?って聞いてみるといいかなと思いますが、韓国人とかでなければ恐らく10人中10人知らないぐらいの勢いです。
GAHAHAHAHA!
って言われます。
理由は判りませんがそんなこともあるでしょう。
これはスヌスだけではなくて実際にワーホリとか留学とかで海外に行った人の共通認識ではないかなと思いますが、TOEICがメインの英語試験として使用されてるのは日本と韓国のみと言っても過言ではないぐらいです。
何故かと言うと答えは簡単。
TOEICは日本生まれの日本育ち
TOEICはETSというアメリカの非営利団体が運営している為、アメリカ発だと思っている人も多いと思いますが、実は日本人の北岡靖男さんという方が発案したもので、彼の奮闘により出来上がったものです。
TOEICが日本だけ(韓国もですが)でものすごく浸透しているのはこの為です。
つまりTOEICは侍だということですね。
忍者と言ってもいいかもしれません。
海外だと隠れ身の術
TOEICは留学の時に英語力の証明で使えるか?
これもNOです。
使えるとこも探せばなくはないですが、本当に探せばなくはないというぐらいなのでそこにこだわってしまうと進学先の選択肢が著しく狭まります。
ちなみにワーホリで仕事探しとかする時にResume(履歴書)を作ると思いますが、そこにTOEICのスコアを載せても基本的に意味がないと思っていいです。
予想がつくとは思いますが人事の人が知らないからですね。
なのでワーホリは最初からものすごく出来る必要はないかもですが、留学するなら120%他の試験の勉強をした方がいいです。
ちなみに何故TOEICが英語力の証明として採用されていないかですが、最近はスピーキングやライティングも取り入れだしたものの、基本的にTOEICはリーディングとリスニングだけですよね。
なのでそもそも語学力の証明をするには不十分な内容ですし(普通はリーディング・リスニングにライティング・スピーキングを加えた4技能)、個人的にIELTSとTOEIC両方受けてみた感想としては、リスニングに関して言うと難易度がIELTSとかと違い過ぎるので(IELTSの方が何倍も難しいです)そういう意味でもちょっと厳しいのかなと思います。
ネット上でちょくちょく各試験の難易度の比較表などを見かけるとどの試験も難易度がほぼ横並びだったりしますが、TOEICと他のテストは難易度がかなり違うので個人的には正直何を基準にしてるのか疑問です。
海外で実際使える英語試験
という訳でじゃあ何のテストならよいのか?ということになりますが、いくつかあるものの基本的には下記2つのどちらかを受ければ大丈夫です。
学校によって~のスコアなら英語力の証明としてOKだよという情報がそれぞれ出ている筈なので学校が決まっているなら事前にチェックしてOKなものに狙いを絞りましょう。
ただ、IELTSはアメリカやカナダでも最近は基本的に使える為、個人的にはIELTSでいい気がします。
それぞれのセクションで色々と細かい違いはあると思いますが、スピーキングの試験が結構顕著で、TOEFLはお題だけ出されてささっと内容を考えてひとり喋りを録音という感じですが、
IELTSは試験官さんとお喋りするといった感じになっているので難易度はともかくやりやすいかなと思います。
なので大喜利なら任せろとかでなければIELTSの方がおすすめです。
IELTSとTOEFLは料金が高い
試験が難しいというのはしょうがないですし、そこが出来なければ現地でより苦労することになってしまうことを考えると、これは避けられないミッションなのだ…!という感じで納得も出来ますが、金額が高いです。
どのくらい高いかって言うとTOEICの5倍ぐらいします。
視界が霞みますね。
涙で。
IELTSは現在受験料25,380円、TOEFLはUS$235(2019年11月現在)。
為替を考慮するとほぼ変わらない感じですが何回も受けるとなるときついですね。
住んでるところにもよると思いますが2回受けると家賃が飛ぶぜっていう場合もありそう。
スヌスも留学前のテストの時は留学資金用にお金を貯めていたのもあり、「IELTSを複数回受けるのはオワコンである」を合言葉に必死で頑張りました。
そして決死の覚悟でIELTSという名の魔物を一刀のもとに斬りふせてやったのです。
袈裟斬りで。
そぅら!ブシャー!ぎゃー
まぁ大変だったということは伝わったかなと思います。
あなたもテストを受ける時は是非、実家の宝刀を持参してIELTSを袈裟斬りにしてやってください。
IELTS攻略法
冗談はさておいて一発で目標スコアをクリアしたい場合はIELTS用の対策は絶対的に必要です。英語の一般的な勉強もそうですが、それにプラスしてIELTSの試験に特化した勉強が必要ってことですね。
これは何でかって言うとまずテストの形式とかを知っておかないとどういう風に答えを出すのかが判らないケースが出てくるからです。
要は予習ですね(`・ω・´)/
リスニングとかで言えば試験では実際その場で流れてきたものを聴き取らねばならないのでテスト自体は当然ぶっつけ本番ですが、こういう問題がこういう形式で出ますよというのをある程度知っておけば少なくとも「え?何々?」とならずに済みます。
やるべきことが解ってるからですね。
ライティングはアカデミックな書き方を要求されるので特に注意です。これは知らないと書けませんし、事前にある程度やって慣れておかないと試験時間内におさめるのも恐らく難しくなります。
スヌスは独学だったのでやっぱりこういった対策に参考書は強い味方でして、テスト前は下記の新セルフスタディ IELTS 完全攻略をお供に頑張りました。良書です。
最近では以前に比べるとIELTSの対策本もたくさん出てますし、選択肢もそれなりに増えたと思いますが、この本に関しては実際使いましたし、自信をもっておすすめ出来ます。
今はUdemyなどの動画サービスでも学べるのでいい時代になったなぁと思います。動画だと頭に入りやすいですし、変な学校に通うよりも値段も安くて効率もいいです。
ちょうど今ブラックフライデーセールでIELTSのコースも軒並み1200円(元の値段が数万円するコースもこの値段みたいです。)とめちゃめちゃ安くなってるみたいなので今やりたい!って場合はラッキーかもです。
まとめ
という訳で今日はTOEICの英語力は海外で通じるのか?というお話でした。
まとめるとこんな感じ(`・ω・´)/
- 本気で海外に出ようと思ってるなら大変でもTOEICよりはIELTSなどの別試験の対策をした方が近道
- IELTSやTOEFLは受験料がめちゃ高いので一発で目標スコアをGETすべき。なので事前の準備がめちゃめちゃ大事
留学もそうですが最終的に英語圏への海外移住を考えてるなら特にIELTSは必須で受けなければならなくなるテストです。
TOEICで遠回りせずにこちらの対策をすることを強くおすすめします(`・ω・´)/
ではではあなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。
スヌス