ハッピーハロウィン☆
という訳で今回はハロウィンのお話。
今日はそんな疑問にお答えします。
こんにちは、スヌスです!もう暑さもすっかり和らいでカボチャの煮つけが美味しい季節になってきましたね。あのホクホク感、そしてあの鮮やかなオレンジ色…。カボチャプリンやモンブランもいいですね…。
カボチャって
何て素敵なんでしょう。
すいません、ハロウィン関係ないですね。
最近はみんなで集まってコスプレしたりと日本でも割と浸透してきたハロウィンではありますが、ハロウィンってそもそも何だか知ってますか?
今回はそんなハロウィンの由来と、外人のお友達とハロウィンパーティーした時や海外の渡航先で使えるフレーズなどをまとめてみました!
ではでは参りましょー!
目次
ハロウィンの由来
日本だとみんな何となくコスプレイベントとしてとらえがちなハロウィンですが、そもそもハロウィンは別に渋谷で際どいコスプレにより通行人をハァハァ言わせようぜみたいなイベントではありません。
では元々どういうものだったんでしょうか?
元々はケルト人の大晦日でありお盆だった
ハロウィンの起源は古代ケルト人が始めたお祭りで、ちょっとサンクスギビングに似てますが秋の収穫をお祝いしつつ、悪霊などを追い出す宗教的な行事でした。これがその後アメリカを中心として一般的なイベントになっていったという感じです。ただ、ちょっと以外ですけど欧米系によくある他のイベントと違って、キリスト教関連ではないんですよね。
昔のケルト人の1年の終わりは10月31日で(つまり日本で言うと大晦日ですね)、この時期亡くなった人たちがあちらの世界から戻ってくると信じられていました。
まさにお盆。
ちなみにディズニーランドでハロウィンのイベントの時にBonfire(ボンファイアー)!てな感じで大きいキャンプファイアーみたいなのをやってますが、あれは別に盆ファイアー!って意味ではなくてあれも単にハロウィンのイベントの1部なのでやってる感じです。
Bonfireはたき火とかかがり火って意味ですね。
ハロウィンの時期は亡くなった人たちだけではなく、悪い魔女や妖精などもひゃっひゃっひゃってな感じであちらの世界からやってくると信じられていたので魔除けのたき火を焚いていたそうです。
で、言うなればそれの簡易版がみんな大好きカボチャのあいつなのでした。
ジャック・オー・ランタンとは?
ハロウィンと言えばというぐらいお馴染みのキャラだと思いますが、あのカボチャを顔型にくりぬいて提灯みたいにされている彼の名前はジャック・オー・ランタンです。
何だかおどけた雰囲気のあるジャックですが、キャラ設定的には諸説あるものの実はどれも残念な感じです。調べたところ下記みたいな感じでした。
- 自堕落な一生を過ごした為にあの世への立ち入りを拒まれ、悪魔からもらった火種をカブに入れ、ランタンにしてウロウロとさまよっている
- ずる賢い知恵を働かせて死後も地獄へ落ちないようにという契約を悪魔と結んだものの、結局その悪事の数々から死後に天国へ行くことも出来ず、カブにとりついて行く当てもなくさまよっている
何か卒業出来なくてずっと留年してるヤンキーの先輩みたいな感じですね。
残念です。
そして気づいたかもしれませんが、そう、元々はカブだったんですよね。
カボチャになったのは北米へ伝わった後にカボチャがよくとれたからだそうで、スコットランドなどではいまだにカブを使ってジャックを作っているそうです。カブの場合はルタバガという種類を使うとのこと。
ちなみに思いっきりカボチャですが分類的には”鬼火”のようなものということです。
やっぱり何か
お盆ですね
Trick or Treat?
日本では子供たちが甘いものをよこしな!的に街を徘徊するという光景は見られませんが、このTrick or Treat?というフレーズ自体は割と耳にするようになった気がしますね。
で、そもそもTrick or Treat?って何?って話ですが、直訳するとイタズラ?それともお菓子?ってことなので、意訳するとお菓子をくれないとイタズラしちゃうよ!っていう意味になります。ただ、お菓子だけじゃなくコインとかももらったりすることもあるみたいですね。
この言葉がどうしてとかどこで言い始められたのかははっきりしてないみたいなんですが、1951年にPeanuts(スヌーピーちゃんですね)の漫画で取り上げられて認知度が格段に上がったという説があります。ただ、Trick or Treat自体が初めて取り上げられたのはもうちょっと前で1911年のカナダの新聞のようでした。
日本で盛んに行われているコスプレも元々はこの子供たちのTrick-or-treatingの際に始められたもので、ケルト文化が根強く残っているスコットランドなどでは16世紀頃から仮装をして家々を訪れる風習が見られ、近年の一番新しいものだと1895年にカブのジャック・オー・ランタンを持って仮装した人たちがハロウィンを祝う様子が記録として残っているようです。
ただ、Trick or Treat?というちょっとおどけた「イタズラしちゃうぞ!」というアプローチは北米で始まったもののようで、オリジナルであるアイルランドやスコットランドでは子供たちは事前に練習した一芸を披露して、その見返りとしてTreatをもらうという割と正統派なやり方みたいです。
元々は貧しい人たちがもう少し裕福な人たちの家々を訪ねて、その人たちのご先祖様や亡くなった家族達のために祈りを捧げることで、その代わりとしてパイなどの食事を受け取っていたみたいなのが始まりみたいなので、アイルランドやスコットランドは代わりとして差し出すものが変わっただけで昔からの風習が残ってるのかもですね。
ハロウィン・フレーズ集だ!!!!!
という訳でお待ちかねのハロウィンで使えるフレーズ集です!
そのまま口に出して使ってみたり、メッセージやお手紙で使ってみてもよいかもです。
是非、職場や学校で無意味に使ってドン引きを狙ってみてください。
Happy Halloween!
”ハッピーハロウィン!”
定番。無害です。
Trick or Treat!
”お菓子くれなきゃイタズラしちゃうYO!”
さっきも出ましたがこれも定番ですね。電車で隣に座ったおじさんに是非
I witch you a Happy Halloween!
”素敵なハロウィンを!”
口で言うと単に発音が悪いと思われる可能性があるので是非メッセージで。wish(願う) youがwitch(魔女) youになってるダジャレですね。
苦笑い確定です。
Please park all brooms at the door.
”乗ってきたホウキはドアに立てかけといてね”
ハロウィンパーティーの招待状に打ってつけ。
招待客は全員ホグワーツの学生のていです。
Have a bootiful Halloween!
”素敵なハロウィンを!”
脅かす時にBoo!って言うんですよね。だからBeautifulがBootifulっていうそうゆう身も蓋もない奴です。普通にスペリングミスだと思われたら泣いてください。
Stop in for a spell.
”ちょっと寄ってきなよ”
これは口頭でもメッセージでもありですが、for a spellを強調する感じで。実は割と普通の文章なんですが”for a spell”で”ちょっとの間”という意味になるものの、spellに”呪文”という意味もあるのでそこを意識するとハロウィンっぽくなるという感じです。
もはや落語の域ですね。
まとめ
という訳で今回はハロウィンについて色々とまとめてみました。
ただのコスプレパーティーかと思いきや色々と歴史があったんですね。まぁしかし簡単に言うと
お盆である
っていうことでいいと思います。
ではではあなたの明日が、きっとまた素敵になりますように。
スヌス